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年次大会
大会報告:第55回大会 (2007.6.16-17 筑波大学筑波キャンパス)
第55回大会開催のご挨拶

大会開催実行委員長
好井 裕明(筑波大学大学院人文社会科学研究科)

 昨年6月に慶応義塾大学で開催されました関東社会学会大会総会において、第55回大会の開催をお引き受けしてから、早いもので一年を迎えようとしています。筑波大学社会学が本大会を引き受けるにあたって、スタッフのなかで、いろいろと議論を重ねてきました。ここ数年、立教大学、慶応義塾大学と、交通至便の都心にあるキャンパスで開催されてきており、つくばのような“片田舎”で、どのようにしたらできるだけ多くの研究報告を集め、また多くの参加者を得ることができるのだろうかと。幸い、すでにつくばエクスプレスが開通しており、JR秋葉原より、約1時間の旅で、大学キャンパスまで来ていただくことができるようになっています。新緑あふれるキャンパスにぜひ一人でも多くの方々に来ていただき、研究報告、シンポジウムをめぐる真摯なるディスカッションを楽しまれるとともに、心身を癒していただければ、と思っています。

 私が筑波大学に来て、今年で5年目になります。この間、大学が法人化され、さらに人件費や研究費の抑制など、厳しい措置が続いています。筑波の社会学もポストを削減されたりして、学部学生や大学院生にできるだけ魅力的かつ充実した教育を提供するうえで、かなり厳しい現状と言わざるをえません。

 ただ、ここ数年、社会意識論、知識社会学、歴史社会学、言説分析、国際社会学、現代都市論、カルチュラルスタディーズなどで先端的かつ刺激的な研究をされ、今後の活躍が期待される優れた若手研究者3名をスタッフに迎えることができました。犯罪社会学、逸脱行動論、医療社会学、ケアや死をめぐる社会学、文化社会学、スポーツ社会学、ジェンダー論、家族社会学を研究してきた従来の優れたスタッフとあわせて、いま筑波社会学は、これまでの伝統を踏まえ、新たな展開期が始まったところなのです。いたずらに抽象に走ることなく、現代的な社会問題や文化の諸相を視野におさめ、具体的な調査やフィールドワークも重視する経験社会学をより深くより広く教育、研究できるようになってきているのです。
 今回の学会をお引き受けすることで、学内の学生や院生そして社会学スタッフは、新たな多様な知的刺激と出会えることを喜んでいます。交通の便が以前に比べよくなったとはいえ、やはり都心から離れたつくばという場所で、いろいろとご不便をかけることと思います。限られた予算やスタッフのなかで、せいいっぱいの大会運営を進めていきたいと思っています。どうぞ、会員の内外を問わず、一人でも多くの方が、つくばの地へ足を踏み入れていただけるよう、よろしくお願いいたします。

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第55回大会開催の開催に向けて

玉野 和志 (研究委員会委員長・首都大学東京)

 今年の大会は、6月16日(土)・17日(日)の両日、筑波大学つくばキャンパスで開催されます。開催の労をお取りくださる筑波大学の会員・スタッフのみなさまには、心よりお礼申しあげます。

 大会では、第1日の午後と第2日の午前に自由報告部会、第2日午後にテーマ部会を設けます。第50回大会以降40を越えていた報告数が、ここ2回の大会では50を越えています。今年の大会でも多くの会員がご報告くださり、充実した研究報告と交流の場が実現することを願っています。なお、第1日の午前には昨年初めて開催しました「修論フォーラム」が予定されていますので、こちらについても多くの方々の参加をお願いいたします。

 また、前号ニュースでテーマセッションのコーディネーターとテーマを募集しましたところ、1件の応募があり、採用されました。今回のニュースで報告者を募集しますので、ふるってご応募いただければ幸いです。あわせて自由報告部会の募集も行いますので、報告者募集要領を熟読のうえ、お申し込みください。すでにふれた「修論フォーラム」についても、報告者を募集いたします。自分の希望する会員から修士論文へのコメントを受けることができる貴重な機会ですので、今回修士論文を提出した方々はふるってご応募ください。
 さて、第2日午後は、「多元化する若者文化」と「現代の『保守』――何が新しいのか?」の2つのテーマ部会を設けます。各部会とも、昨年度好評を博したテーマをそれぞれ継続し、発展させたものです。例年通り、それぞれのテーマで事前に研究例会も予定されておりますので、大会同様、例会へも積極的にご参加くださるようお願いします。なお、一部研究例会の日程が前号ニュース記事から変更になっておりますので、ご注意ください。

 今年度も皆様方のご理解とご協力を得て実り多い研究活動を生み出していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

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第55回大会を振り返って

玉野 和志(研究委員会委員長・首都大学東京)

 第55回関東社会学会大会は、去る6月16日(土)・17日(日)の両日、筑波大学(つくばキャンパス)で開催され、立地の不利にもかかわらず,多くの参加者を得て盛会のうちに終了いたしました。開催にあたっては、好井裕明大会開催実行委員長、奥山敏雄開催校理事をはじめ筑波大学のスタッフのみなさまに、事前の周到な準備と当日の行き届いたお心配りをいただきました。ご尽力に心よりお礼申しあげます。

 今年度は大会第1日目の午前に「修論フォーラム」をあわせて開催しました.予想以上の会員にご参加いただき,大会を盛り上げる一助になったのではないかと思います.大会そのものは,第1日午後と第2日午前に自由報告部会が行われました。今年度大会でも50を超える報告が、12の部会に分かれて行われました。第2日午後には、昨年度からの継続されたテーマにもとづき、2月と4月に開催された例会を踏まえた2つのテーマ部会が設けられました。2日間の各部会の詳細については、以下の部会報告をご覧ください。

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