第1日目 6月21日(土)


12:30〜13:30 理事会〔1号館2階203教室〕

13:30 受付開始

14:00〜16:30 自由報告部会(第1日目午後)

第1部会:移民・エスニシティ 〔1号館1階101教室〕
司会:田嶋 淳子(法政大学)
  1. 移動する家族の定錨──アルゼンチンからのデカセギと世帯再生産
    ○樋口 直人(徳島大学)
    稲葉 奈々子(茨城大学)

  2. 外国人労働者に関わる政策の決定プロセスにおける認識の共同体の影響と役割――全統一労働組合の活動を事例に[PP]
    細木 一十稔 ラルフ(東京大学)

  3. フィリピン人女性移住労働者の帰還をめぐる政治――香港における共同貯蓄グループを事例として
    越智 方美(お茶の水女子大学)

  4. 主体的行為者としてのフィリピン人女性労働者――構造論と自己決定論[PP]
    松下 奈美子(一橋大学)

第2部会:理論(1) 〔1号館1階102教室〕
司会:葛山 泰央(筑波大学)
  1. 真なるものと作られたものとは置き換えられる(1) 越境可能性への関心
    ○山本 祥弘(首都大学東京)
    堀内進ノ介(首都大学東京)

  2. 真なるものと作られたものとは置き換えられる(2) 抑圧と解放の統治論的解消
    ○渡邉 悠介(首都大学東京)
    稲葉 年計(首都大学東京)

  3. 真なるものと作られたものとは置き換えられる(3) 自己の活用
    大河原 麻衣(首都大学東京)

  4. バトラーにおける「物質化」と「主体化」の関係をめぐって
    長野 慎一(慶應義塾大学)

第3部会:記憶・語り 〔1号館1階103教室〕
司会:井出 裕久(大正大学)
  1. 中国残留孤児二世のアイデンティティ――ライフストーリー研究から
    張 嵐(千葉大学)

  2. 原爆の記憶を継承するということ――長崎における生存者へのインタビュー調査を手がかりに
    高山 真(慶應義塾大学)

  3. ゲイネスと生活の折り合うところ――AA(アリコホーリクス・アノニマス)に通うあるゲイ男性の語りから
    今野 卓(立教大学)

  4. 旧東ドイツの社会科学者が経験した『ドイツ統一』――ベルリン・フンボルト大学を事例としたインタビュー調査
    飯島 幸子(東京大学)

第4部会:歴史社会学 〔1号館1階104教室〕
司会:武田 俊輔(滋賀県立大学)
  1. 「煩悶」を通じた自己形成――教養主義文化再考
    小倉 敏彦(立教大学)

  2. メディアとしての民族――小山栄三における「民族接触」論を通して
    阿部 純一郎(名古屋大学)

  3. ナショナリズムの知識人――福沢諭吉と主権と構成的権力
    新倉 貴仁(東京大学)

第5部会:就労・移行過程 〔1号館1階109教室〕
司会:西城戸 誠(法政大学)
  1. 市民事業体ワーカーズ・コレクティブの持続可能性[PP]
    朴 姫淑(東京大学)

  2. 若年不安定就労者をめぐる社会問題の構成――「フリーター問題」以降の新聞報道を事例として
    仁井田 典子(首都大学東京)

  3. 現代大学生における予期的な進路戦略――高校‐大学時代の生活意識の比較分析[PP]
    小澤 昌之(慶應義塾大学)

  4. 現代日本の非正規滞在者を規定する二つの社会構造と生活世界
    熬J 幸(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)

  5. 年休取得率向上に有効なものはなにか[PP]
    井草 剛(早稲田大学)

第2日目 6月22日(日)


9:30 受付開始

10:00〜12:30 自由報告部会(第2日目午前)

第6部会:理論(2) 〔1号館1階101教室〕
司会:出口 剛司(明治大学)
  1. ユルゲン・ハーバーマース「市民的公共性」概念の学史的再検討
    小山 裕(東京大学)

  2. ハーバーマスの公共性論における特殊歴史性をめぐって
    河合 恭平(東京工業大学)

  3. 「バークレー学派都市民族誌」の研究動向――その方法論的革新と認識論的反省[OHP]
    田中 研之輔(法政大学)

  4. イノベーション研究と集団構造――「カテゴリー・ネット技法」を通して
    ○堀口 直人(首都大学東京)
    高橋 和宏(首都大学東京)
    山崎 哲史(首都大学東京)
    鈴木 努(首都大学東京)
    小林 幹生(首都大学東京)
    前原 あゆみ(首都大学東京)

第7部会:文化・社会意識(1) 〔1号館1階102教室〕
司会:宮本 直美(立命館大学)
  1. 「Happiness」に対するHuman Development Indexの可能性と範囲――World Values Surveyデータとの比較より[PP]
    見田 朱子(東京大学)

  2. 表現文化を用いた実践的活動と地域社会――芸術はいかに機能しうるか[PP]
    小泉 元宏(東京芸術大学/日本学術振興会)

  3. アメリカのKARAOKEシーン――ロサンゼルスでのフィールド調査から[PP]
    宮入 恭平(朝日新聞出版)

第8部会:文化・社会意識(2) 〔1号館1階103教室〕
司会:祐成 保志(信州大学)
  1. 観光化する複製身体――ロンドン、マダム・タッソー蝋人形館を事例として[PP]
    妙木 忍(東京大学)

  2. 非場所としてのマクドナルド
    本柳 亨(早稲田大学)

  3. 「家族旅行」の発見――高度経済成長期における「家族」と余暇の接合
    和泉 広恵(日本女子大学)

  4. 「禁止」と「消費」――1960年代韓国における「日本大衆文化禁止」と「日本商品不買運動」
    金 成(東京大学)

  5. ボランティアの・ささやかな・誕生――戦前期日本における〈贈与のパラドックス〉解決の諸形式[PP]
    仁平 典宏(日本学術振興会)

第9部会:社会問題・構築主義 〔1号館1階104教室〕
司会:佐藤 恵(桜美林大学)
  1. 喫煙者であるということ
    苫米地 伸(東京学芸大学)

  2. 1970年代日本臨床心理学会の専門家批判の再検討
    堀 智久(筑波大学)

  3. 差別表現問題のメタフォリカルな構成
    林原 玲洋(神奈川人権センター)

  4. 日本の男性学における生殖論の臨界
    齋藤 圭介(東京大学)

  5. 医療プロフェッションと「信頼」──雑誌記事分析から見る医療における「信頼」の信憑と記述
    畠山 洋輔(東京大学)

第10部会:社会運動 〔1号館1階109教室〕
司会:広田康生(専修大学)
  1. メディアとしての市民活動――高齢者施設入居者の意思をめぐって[PP]
    藤谷 忠昭(相愛大学)

  2. 多摩ニュータウン開発の構想と現実――ある酪農家の除外運動と都市社会運動の連帯
    林 浩一郎(首都大学東京)

  3. 高齢者支援活動にみる在日朝鮮人女性の連帯とエスニシティ[PP]
    徐 阿貴(専修大学)

  4. 社会関係のエスニック化と日本社会の応答性――外国人の政治参加をめぐるメディア現象
    鄭 佳月(東京大学)

  5. 在日ベトナム系住民の起業活動とネットワーク――料理店の事例から[PP]
    平澤 文美(一橋大学)

注)共同報告の登壇者には○を付してあります。


12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ

13:30〜14:20 総会〔1号館1階120教室〕

14:30〜17:30 テーマ部会(第2日目午後)

テーマ部会A 「人口減少時代における地域づくり」〔1号館1階110教室〕
司会者:赤川 学(東京大学)
田渕 六郎(上智大学)
討論者:西山 志保(山梨大学)
原田 謙(実践女子大学)
  1. 人口減少による社会の構造変化に関する一考察
    松谷 明彦(政策研究大学院大学)

  2. 産業・福祉分野の構造変化と外国人労働者の動向――日本社会の将来予測をみすえて
    大久保 武(東京農業大学)

  3. 都市(まち)のリハビリテーション――「人口減少時代」における町並み保存運動の意義
    堀川 三郎(法政大学)

テーマ部会B 「社会学における歴史的資料の意味と方法」〔1号館2階210教室〕
司会者:小林 多寿子(日本女子大学)
野上 元(筑波大学)
討論者:佐藤 健二(東京大学)
佐藤 卓己(京都大学)
  1. 自治体史誌の社会学─―作る・書く・読む・見る人たち
    高田 知和(東京国際大学)

  2. 社会調査データと計量歴史社会学
    佐藤 香(東京大学)

  3. 初期テレビCMのデータベース化――戦後メディア資料の可能性と問題
    高野 光平(茨城大学)