第1日目 6月20日(土)


12:00〜13:30 理事会
新旧合同理事会〔本館・1階 124室〕
新理事会・旧理事会〔本館・1階 124室・本館・1階 123室〕

13:30 受付開始

14:00〜16:30 自由報告部会(第1日目午後)

第1部会:歴史社会学 〔本館・1階 125室〕
司会:米村 千代(千葉大学)
  1. 戦間期における「学生」運動の歴史社会学的考察――東京帝大新人会における結社と政治的主体性
    後藤 美緒(筑波大学)

  2. 日本橋三越の誕生――広告都市化のなかの老舗化
    楠田 恵美(筑波大学)

  3. 東京とソウルにおけるラブホテルの比較社会学史[PP]
    閔 淑(早稲田大学)

  4. 戦時下の神社とナショナリズム[PP]
    中村 香代子(早稲田大学)

  5. 歌舞伎の高尚イメージ形成と「ハイカルチャーの大衆化」
    香月 孝史(東京大学)

第2部会:理論・学説史 〔本館・1階 126室〕
司会:吉澤 夏子(立教大学)
  1. システム論における観察問題――信頼の概念を手掛かりに
    丸目 正広(学習院大学)

  2. H・アレント『人間の条件』における公共性の議論の再解釈――「はじまり」へ向けた「社会的なもの」の理解のために
    河合 恭平(東京工業大学)

  3. アドルノの「概念」論――批判の対象としての「概念」、批判の媒体としての「概念」
    片上 平二郎(立教大学)

  4. EM的エスノグラフィーとシステム開発の関係性[PP]
    秋谷 直矩(日本学術振興会)

第3部会:政治・運動 〔本館・1階 127室〕
司会:仁平 典宏(法政大学)
  1. NPO法成立以前の市民活動の分析――運動およびNPOとの関連に着目して[PP]
    松元 一明(法政大学)

  2. 患者・支援者による一般診療ガイドラインの評価可能性の検討──小児ぜんそくガイドブックを事例として
    畠山 洋輔(東京大学)

  3. 住民・行政間の信頼関係と協力行動に関する考察――政策決定過程への住民関与に着目して[PP]
    佐藤 彰彦(一橋大学)

  4. 共依存化するアート――「地域貢献型」芸術の隆盛と、芸術の新たな「自律」の可能性[PP]
    小泉 元宏(東京芸術大学・日本学術振興会)

第4部会:労働・移行過程 〔本館・1階 128室〕
司会:丹野 清人(首都大学東京)
  1. 「脱商品化」と矛盾しない移民の労働市場への統合――福祉制度への包摂を前提とするノルウェーの移民政策[PP]
    岩普@昌子(一橋大学)

  2. 学校制服の着用意識に関する考察――大学生を対象とした質問紙調査をもとに
    小澤 昌之(慶應義塾大学)

  3. 遊興飲食業に従事する女性像の生成・変容の諸相[PP]
    松田 さおり(宇都宮共和大学)

  4. 非正規雇用・フルタイムで働く中高年女性たちにみる「仕事アイデンティティ」の危機――参与観察とインタビュー調査からの一考察[PP]
    梛v 美生子(武蔵大学・愛知教育大学)

第2日目 6月21日(日)


9:30 受付開始

10:00〜12:30 自由報告部会(第2日目午前)

第5部会:ライフヒストリー/ライフストーリー 〔本館・1階 126室〕
司会:草柳 千早(早稲田大学)
  1. 中国残留孤児を育てた中国養父母――ライフストーリー調査をもとに
    張 嵐(千葉大学)

  2. アイデンティティとコミュニティの「幸福な」邂逅――「カミングアウト」はゲイコミュニティ論に何をもたらしたか
    森山 至貴(東京大学・日本学術振興会)

  3. "闘病記なるもの"の検討 闘病記の定義化へむけて
    野口 由里子(法政大学)

  4. トランスジェンダーと自己アイデンティティ――当事者の語りからみるジェンダー規範
    石井 由香理(首都大学東京)

  5. 相互行為によるナショナリズムの可能性――シンガポールを事例に
    斎藤 真由子(日本女子大学)

第6部会:アジア 〔本館・1階 127室〕
司会:池田 寛二(法政大学)
  1. 中国の「中産階層」とそのメディア・イメージ――グローバルな視点からの検討[PP]
    周 倩(東京大学)

  2. トルコの人びとの意識変化に関する政治社会学的一考察――イスタンブルにおける選挙結果に着目して[PP]
    滝本 順子(昭和大学・カリタス女子短期大学)

  3. 結婚移民の定住過程における移民ネットワークとジェンダー――インドシナ難民の配偶者呼び寄せの事例から[PP]
    長谷部 美佳(東京都立大学)

第7部会:文化・社会意識 〔本館・1階 128室〕
司会:伊奈 正人(東京女子大学)
  1. 日本文化論の不可能性ともう一つの日本文化論
    林 三博(東京大学)

  2. 第3のプラットフォーム――同人ゲームシステムの問題点と可能性
    七邊 信重(東京工業大学)

  3. 第三世代超高層における居住の論理
    平井 太郎(無所属)

  4. 非場所で発生する無関心に関する考察――ファストフード・レストランを事例に
    本柳 亨(早稲田大学)

12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ・新旧理事会

13:30〜14:15 総会〔共通講義棟2号館102〕

14:30〜17:30 テーマ部会(第2日目午後)

テーマ部会A 「人口減少時代の社会学」 〔共通講義棟2号館101室〕
司会者:田渕 六郎(上智大学)
原田 謙(実践女子大学)
討論者:副田 義也(金城学院大学)
赤川 学(東京大学)
  1. 限界集落と地域再生
    大野 晃(長野大学)

  2. 日本における福祉国家の再編と社会政策研究
    平岡 公一(お茶の水女子大学)

  3. 人口減少・縮小経済時代の「新しい家」
    加藤 彰彦(明治大学)

テーマ部会B 「『生きられる歴史』への社会学的接近」 〔共通講義棟2号館102室〕
司会者:大出 春江(大妻女子大学)
菊池 哲彦(尚絅学院大学)
討論者:桜井 厚(立教大学)
野上 元(筑波大学)
  1. エスニシティに織り込まれる「歴史」――アメリカ日系人における「世代」の言葉
    南川 文里(神戸市外国語大学)

  2. 多摩ニュータウンにおける経験の多層性[PP]
    金子 淳(静岡大学)

  3. 歴史のなかの生きられた経験――まなざしの勾配、語りの曲率を通して
    内田 隆三(東京大学)