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年次大会
大会報告:第59回大会 (2011.6.18-19 明治大学)
第59回大会開催のご挨拶

江下 雅之(大会開催実行委員長)

このたびの東日本大震災で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。同時に、一日も早い復興をお祈りいたします。

大震災以降、各種関係学会ではさまざまな学術企画が延期あるいは中止へと追いやられております。そうしたなか、当初の予定どおりに今年度の関東社会学会大会を明治大学駿河台キャンパスにお迎えできますことを、たいへんうれしく、また、光栄に感じております。本大会の開催が各研究機関、学会組織の活動再開への大きなはずみとなれるよう、スタッフ一同、精一杯つとめさせていただく所存です。

本キャンパスは、JR線御茶ノ水駅、地下鉄神保町駅、新御茶ノ水駅から徒歩数分という、関東圏でも最も恵まれた立地にあるにもかかわらず、これまで関東社会学会をお迎えしたことがありませんでした。明治大学には、社会学の研究教育に特化した学部はございません。しかしながら、現在、主に文学部(心理社会学科・現代社会学専攻)と情報コミュニケーション学部を中心に、社会学のカリキュラムが整えられており、日々活発な研究教育活動が行われております。その甲斐あって、社会学に関わる優れた教員、院生、学生が明治大学には多数在籍しております。当日は、会員のみなさまの活発なご報告とご議論のお手伝いをさせていただけるものと自負いたしております。

本大会を成功させることにより、社会学研究のみならず、日本社会全体の復興に少しでも貢献できるよう、万全の準備を整えて会員みなさまのお越しをお待ちいたしております。

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第59回大会の開催に向けて

若林幹夫(研究委員会委員長)

今年の大会は、6月18日(土)・19日(日)の両日、明治大学で開催されます。開催の労をお取りくださる明治大学の会員・スタッフのみなさまには、心よりお礼申しあげます。

大会では、第1日と第2日午前に自由報告部会、第1日午後にテーマセッション、第2日午後にテーマ部会を設ける予定です。第50回大会以来、毎回40を超える数の報告が続いています。今年の大会でも多くの会員がご報告くださり、充実した研究報告と交流の場が実現することを願っています。

今号ニュースにおいて自由報告部会の募集を行いますので、報告者募集要領を熟読のうえ、電子メールまたは郵送でお申し込みください。また上記のように、今大会ではテーマセッションに一件の応募があり、採用となりました。こちらについても会員の皆様の報告申し込みを募集いたしますので、報告者募集要領を熟読のうえ、お申し込みください。

第2日午後は、「反リスク・反排除の社会運動」と「社会学における公共性の諸相(仮)」という2つのテーマ部会を設けます。例年通り、それぞれのテーマでの研究例会も2月・3月に予定されておりますので、大会同様、例会へも積極的にご参加くださるようお願いします。

今年度も皆様方のご理解とご協力を得て実り多い研究活動を生み出していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

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第59回大会を振り返って

若林 幹夫(前研究委員会委員長)

第59回大会は、去る6月18日(土)・19日(日)の両日、明治大学駿河台キャンパスで開催され、多くの参加者を得て盛会のうちに終了いたしました。開催にあたっては、江上雅之大会開催実行委員長をはじめとする明治大学のスタッフのみなさまと出口剛司大会担当理事に、周到な準備と開催期間中の行き届いたご配慮をいただきました。ご尽力に心よりお礼を申し上げます。 大会においては、第1日目午後と第2日目午前に自由報告部会が行われ、29の報告が7つの部会に分かれて行われました。またテーマセッションも2日にわたり開催され、8つの報告がなされました。第2日午後には、2月と3月に開催された研究例会を踏まえたテーマ部会が設けられました。テーマ部会の詳細については、以下の報告をご覧ください。

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