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年次大会
大会報告:第66回大会 (2018.6.9 - 10 武蔵大学)
第66回大会のご挨拶
 関東社会学会第66回大会が、本年6月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって、私ども武蔵大学で開催されることとなりました。本学で大会が開催されますのは、1994年の第42回大会の折に人文学部社会学科でお引き受けして以来2回目となります。
 武蔵大学は1922(大正11)年に創立された、わが国初の七年制高等学校である旧制武蔵高等学校を前身としており、その後学制改革にともない、1949(昭和24)年に武蔵大学(経済学部経済学科の単科大学)として開設されました。創立から96年を経た現在、3学部8学科、学生総数(大学院生を含めて)4,800人程の文系総合大学として武蔵野の面影の残る江古田の地にあります。
 今回、大会開催の準備・運営等にあたります社会学部社会学科は1998年に経済学部、人文学部に続く第3の学部として開設されました。2004(平成16)年にはメディア社会学科が増設され、現在の2学科体制となりました。武蔵大学といえば「ゼミの武蔵」というキャッチコピーを公共交通機関等の広告をご覧になった方もいらっしゃることと思います。本学部でも、少人数のゼミ教育をベースに社会調査実習やメディア制作等方法論科目の教育にも力を入れて参りました。さらに、昨年2017(平成29)年度より、国際化に対応することが可能となる「グローバル市民」の育成を目指して新たに「グローバル・データサイエンスコース」を設置したところです。
 上述のように、学生数も少ない小規模大学ですので、学部教員も助教を含めて23名と、まさに少人数で教育・校務運営にあたっている状況で、なかなか大会開催をお引き受けすることができずにおりましたが、今年度は学会員が学長を含めて8名。中西祐子を中心に松井隆志・菊地英明・玉置佑介と私の5名が準備等にあたり、会員の皆さまをお迎えすることとなりました。本学部は開設当初より専任教員の女性比率が高く、現在社会学科では構成員の半数を超え、学部全体でも4割弱という状況です。このような背景もあり、今回別途ご案内のように「チャイルドケア・サービス」を実施することといたしましたので、ご利用いただけましたら幸いです。
 本学部にとりまして20周年を迎えた記念すべき年に関東社会学会大会をお引き受けできましたことは、大変意義深いことであると思っております。教員・大学院生・学部学生一同、多くの皆さまにご参加いただき、実り多き大会となりますことを心より願っております。
大会実行委員長 大屋幸恵(武蔵大学 社会学部長)

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第66回大会の開催に向けて
 今年の大会は、6月9日(土)・10日(日)の両日、武蔵大学で開催されます。開催の労をお取りくださる武蔵大学の会員・スタッフの皆さまには、心より御礼申し上げます。なお、前号のニュースにおいて、開催校を中央大学と記載しておりました。ここに訂正しお詫び申し上げます。
 大会では、第1日午後と第2日午前に自由報告部会ならびにテーマセッションが、また第2日午後にテーマ部会が予定されております。今号ニュースにおいて自由報告部会の報告者募集を行いますので、募集要領を熟読のうえ、電子メールまたは郵送でお申し込みください。また、今大会ではテーマセッションへの応募が1件あり、採用となりました。こちらにつきましても報告者を募集いたしますので、募集要領をよくお読みになり、ふるってご応募ください。
 第2日午後のテーマ部会については、「「はたらく」経験へのアプローチ:ワークプレイス研究を手がかりに」ならびに「移民・難民と人間の尊厳」という2つの部会を開催いたします。
 テーマ部会と連動した例会は、3月3日に第1回、3月21日に第2回が開催されます。詳しくは本ホームページ掲載の「研究例会のご案内」をご覧ください。またそこには大会時のテーマ部会に関する情報も掲載しております。昨年同様、例会、大会とも盛会となり、活発な議論が繰り広げられることを心より願っております。

米村 千代(研究委員会委員長)

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