第1日目 6月18日(土)

9:30〜12:00 自由報告部会(第1日目午前)[Zoomによるリアルタイム配信]

第1部会 国家・移民
司会:谷 幸(東京大学)
柏崎 千佳子(慶応大学)
  1. 「成熟社会論」の台頭と宗教界右派の再編
    ――戦後保守政治の転換期としての1970-80年代――〔PP〕
    宮部 峻(親鸞仏教センター)
  2. 国民の標準化
    ――総力戦体制とナショナリティの構築をめぐって――〔PP〕
    新倉 貴仁(成城大学)
  3. 開発主義vsクライエンタリズム
    ――どちらが日本の移民政策を説明できるのか――〔PP〕
    樋口 直人(早稲田大学)
  4. マイノリティと/が連帯する
    ――フランスの旧植民地出身移民女性らがつくる抵抗の空間――〔PP〕
    田邊 佳美(東京外国語大学)
第2部会 教育・支援
司会:仁平 典宏(東京大学)
坪谷 美欧子(横浜市立大学)
  1. 生活者の自己認識における「15歳時家庭にあった書籍数」と地位達成・勤務実感の関係〔PP〕
    森 泰規(株式会社博報堂)
  2. 教育過剰は誰に生じているのか
    ――国際調査データを用いた実証分析――〔PP〕
    瀬戸 健太郎(早稲田大学)
  3. 外国ルーツの子ども家族を支える食と学びの支援〔PP〕
    大野 恵理(獨協大学)
  4. 自立援助ホームに入所する若者の特性とその支援のあり方に関する研究
    ――関東4都県のホームを対象とした実態調査から――〔PP〕
    深田 耕一郎(女子栄養大学)
  5. 支援現場における教育/生存保障の実践をどう読むか
    山野上 麻衣(一橋大学)

第3部会 ジェンダー
司会:不破 麻紀子(東京都立大学)
森山 至貴(早稲田大学)
  1. 家事関連時間の「同時行動」に関する一考察〔PP〕
    平井 太規(立教大学)
  2. 大学のキャリア教育の中のジェンダー不平等を正当化・隠蔽するメカニズム〔PP〕
    新小田 成美(東京大学)
  3. 1990年代後半女装コミュニティにおけるジェンダー規範
    ――「インタージェンダー」の造語とその忘却をめぐる語りから――〔PP〕
    武内 今日子(東京大学)
  4. ナンシー・フレイザーの三重運動論とフェミニズム〔PP〕
    伊吹 美貴子(日本女子大学)
第4部会 組織・産業
司会:中川 宗人(青森公立大学)
菰田 レエ也(鳥取大学)
  1. 地域における産業文化資源のガバナンス〔PP〕
    太田 有子(順天堂大学)
  2. 外国人雇用をめぐる組織の戦略とセンスメーキング〔PP〕
    園田 薫(日本学術振興会)
  3. 「サンプルかデータ」としての私たち?
    ――管理社会論の実証的再検討の可能性――〔PP〕
    林 凌(日本学術振興会)
  4. 機能と合理性
    ――ルーマンの初期社会学構想・再考――〔PP〕
    佐藤 剛生(東京大学)

12:00〜13:00 理事会

13:10〜13:50 テーマ部会A打ち合わせ

14:00〜17:30 テーマ部会A(第1日目午後)[Zoomによるリアルタイム配信]

テーマ部会A「コロナ禍の経験を社会学としてどう捉えるか」

部会要旨

司会者:山本薫子(東京都立大学)、村上 一基(東洋大学)
討論者:白波瀬 佐和子(東京大学)、町村 敬志(東京経済大学)

報告要旨

  1. コロナと境界
    美馬 達哉(立命館大学)
  2. コロナ禍における社会学的災害復興研究の視角と論点
    大矢根 淳(専修大学)

第2日目 6月19日(日)

9:30〜12:00 自由報告部会(第2日目午前)[Zoomによるリアルタイム配信]

第5部会 都市・地域・共同性
司会:高木 恒一(立教大学)
武田 俊輔(法政大学)
  1. 都市-農村移住言説における〈人材としての移住者〉の誕生と変容過程
    ――1970年代-2010年代の全国紙分析を通して――〔PP〕
    伊藤 将人(一橋大学)
  2. 祭りに隠された防災機能に関する考察
    ――なまはげ、祇園山笠、だんじり等の神事と神なき祭り(イベント)を比較して――〔PP〕
    金 思穎(専修大学)
  3. 都市空間における身体的実践
    ――1960年安保闘争における国会議事堂前を事例に――〔PP〕
    桐谷 詩絵音(東京大学)
  4. エーリッヒ・フロムにおける自発的活動と孤立
    魚住 知広(東京大学)
第6部会 差別・人権
司会:市野川 容孝(東京大学)
畑本 裕介(同志社大学)
  1. 「健常」であることを見つめない若者たちはどのように障害者運動に参加したか
    ――1990年代前後における奈良県「たんぽぽの家」の事例から――〔PP〕
    平島 関 朝子(東京大学)
  2. 東京2020オリパラ競技大会から考える人権社会学〔PP〕
    樫田 美雄(神戸市看護大学)
  3. 日本のハラスメント防止対策の課題と展望
    ――イギリスのダイバーシティ政策に着目して――〔PP〕
    川畑 智子(東京都立大学)
  4. アクセル・ホネット『承認をめぐる闘争』における人倫の概念について
    松崎 匠(東京大学)
第7部会 身体
司会:西倉 実季(東京理科大学)
榊原 賢二郎(国立社会保障・人口問題研究所)
  1. 新聞記事は「流産」をどう扱ってきたか
    ――読売新聞「ヨミダス歴史館」による分析――〔PP〕
    加藤 朋江(福岡女子短期大学)・大賀 哲(九州大学)
  2. 外見至上主義の社会学
    ――現代韓国における美容産業と男性身体の考察――〔PP〕
    小平 沙紀(東京大学)
  3. 現代日本の性的禁欲の論理
    ――インターネットにおける「効果」の編成に着目して――〔PP〕
    藤本 篤二郎(東京大学)
  4. ハンセン病療養所退所者の病歴告白に関する社会学的検討〔PP〕
    千歩 弥生(中央大学)
  5. 「ハーフ」は偏見・差別経験をいかに語りうるのか
    ――多人種的背景を持つ人々の相互行為への会話分析的アプローチ――〔PP〕
    有賀 ゆう アニース(東京大学)
第8部会 文化
司会:辻 泉(中央大学)
小泉 元宏(立教大学)
  1. Web調査からみるDIY行為者の意識と実態〔PP〕
    溝尻 真也(目白大学)
  2. K-POPファンが社会運動に覚醒する契機
    ――BTSのARMYはソーシャル・メディアをどう使うか――〔PP〕
    馬 心月(専修大学)
  3. 芸術に関わる人たちが物語る自己
    ――芸術家への社会学的アプロ―チに向けて――〔PP〕
    高橋 かおり(立教大学)
  4. 伝染病をめぐる事実と解釈
    ――安政期の憑依現象理解に着目して――〔PP〕
    宮前 健太郎(筑波大学)
  5. 一人遊び化する生
    ――後期ジグムント・バウマンにおける美の問題――
    呉 先珍(東京大学)

12:00〜13:00 総会

13:30〜14:00 テーマ部会B打ち合わせ

14:00〜17:30 テーマ部会B(第2日目午後)[Zoomによるリアルタイム配信]

テーマ部会B「新しい調査法と社会調査教育」

部会要旨

司会者:秋吉 美都(専修大学)、渡邉 大輔(成蹊大学)
討論者:轟 亮(金沢大学)、石岡 丈昇(日本大学)

報告要旨

  1. データがつなぐ社会――社会調査教育は何をめざすか
    盛山 和夫(関西学院大学)
  2. 「社会調査実習」と自らの研究を重ね合わせる試み
    辻 竜平(近畿大学)
  3. 社会調査教育における質的調査法――若手研究者の視点から――
    望月 美希(静岡大学)