第1日目 12月12日(土)

10:00〜12:30 自由報告部会(第1日目午前)[誌上発表]

第1部会 メディア・文化
司会:角田 隆一(横浜市立大学)
  1. 1950年代及び60年代における東宝サラリーマン映画のメディア史的研究〔PP〕
    谷原 吏(慶應義塾大学)
  2. 逆行のメディア論序説
    ―発信すべきは、開かれたネットか、選ばれたマスコミにおいてか―
    前田 益尚(近畿大学)
  3. ピースサインという自意識
    ―「写る文化」の変曲点の史的検討―〔PP〕
    毛里 裕一
  4. 銀行員の働きすぎの分析
    前島 賢土(獨協大学)
第2部会 国家・移民・労働
司会:樽本 英樹(早稲田大学)
  1. サッカー専門誌に見られるステレオタイプ
    ―他国ナショナル・チームのプレースタイル言説に着目して―〔PP〕
    笹生 心太(東京女子体育大学)
  2. 現代ナショナリズム研究のための理論的視座の構築
    ―メディア技術の変容に注目して―〔PP〕
    新倉 貴仁(成城大学)
  3. 非正規移民をめぐる「不法インフラ」
    ―何が「不法性」を維持させるのか―〔PP〕
    加藤 丈太郎(早稲田大学/日本学術振興会)
  4. 若者自立支援に関する日本と韓国の研究動向〔PP〕
    朴 貞仁(明治大学)

第3部会:セクシュアリティ
司会:三部 倫子(石川県立看護大学)
  1. セクシュアルマイノリティのパレードにおける集合的アイデンティティの問題
    ―北海道札幌市における初期のパレードを事例に―〔PP〕
    斉藤 巧弥(北海道大学)
  2. トランスジェンダー者によるカテゴリーを介した自己呈示
    ―カミングアウトをめぐる語りから―
    武内 今日子(東京大学)
  3. ポルノを「異なる見方」に開く
    ―AVを「女性向け」に編集する動画サイトに着目して―
    服部 恵典(東京大学)
  4. 「多様な家族」から婚姻平等へ
    ―台湾における同性婚の制度化をめぐるポリティクス―〔PP〕
    福永 玄弥(東京大学)
  5. 「LGBTフレンドリー」な医療へ
    ―中国における性的少数者運動による医療制度への介入―〔PP〕
    郭 立夫(東京大学)

13:30〜17:00 テーマ部会A(第1日目午後)[Zoomによるリアルタイム配信]

テーマ部会A「理論というフィールド=ワーク」
司会者:三浦 直子(神奈川工科大学)
流王 貴義(東京女子大学)
討論者:岸 政彦(立命館大学)
相澤 真一(上智大学)
  1. 理論的実践的プロジェクトとしての『世界の悲惨』
    櫻本 陽一(日本大学)
  2. 『世界の悲惨』におけるネオ・リベラリズム批判と国家・教育
    ―「トランスナショナルな社会国家」構想と「普遍化」テーゼへ―
    小澤 浩明(東洋大学)
  3. 『世界の悲惨』における「社会-分析の臨床的機能」再考
    北條 英勝(武蔵野大学)

第2日目 12月13日(日)

10:00〜12:30 自由報告部会(第2日目午前)[誌上発表]

第4部会 都市・地域
司会:山本 薫子(東京都立大学)
  1. 超高層複合ビルにおける「集まり」の様相
    ―再開発以降の都心地域を物質−社会過程として記述する―〔PP〕 発表辞退
    栗原 真史(一橋大学)
  2. 首都圏における格差の空間構造〔PP〕
    平原 幸輝(早稲田大学)
  3. 都市の祭りとコミュニティの防災活動
    ―博多祇園山笠を例に―
    金 思穎(専修大学)
  4. 地域コミュニティにおける「共存共栄の在り方」と「地域の価値」
    ―平塚市吉沢地域コミュニティの事例分析を通じて―〔PP〕
    小田 洋彰

第5部会 歴史
司会:加藤 裕治(静岡文化芸術大学)
  1. 明治初期日本における公衆衛生の形成過程に関する一考察
    ―小新聞上の啓蒙の言説に着目して―〔PP〕
    宮前 健太郎(筑波大学)
  2. 学校給食の黎明期における栄養学的啓蒙と食物教育
    ―1920〜1930年代における栄養学の「実践活動」に着目して―〔PP〕
    佐藤 知菜(筑波大学)
  3. スポーツボランティアの構築過程に関する社会運動論的アプローチの検討
    ―1998年長野オリンピックの招致・準備・開催・レガシーを事例に―〔PP〕
    都築 則彦(千葉大学)
  4. 査読誌に論文を掲載するためには何が必要か〔PP〕
    齋藤 圭介(岡山大学)

第6部会 理論
司会:浅野 智彦(東京学芸大学)
  1. 道徳性の増進(moral enhancement)は社会関係をどう変えるか〔PP〕
    堀内 進之介(東京都立大学)
  2. モビリティーズ研究における人工知能
    ―運転補助技術の分析をとおして―〔PP〕
    根岸 海馬(法政大学)
  3. 「定量化された自己」における「自己への配慮」
    塚越 健司(拓殖大学)
  4. 「心の闇」と少年犯罪
    ―コミュニケーションと感情の様式に着目して―
    赤羽 由起夫(和光大学)
  5. 「モノ語りの人びと」再考〔PP〕
    早川 黎(一橋大学)

13:30〜17:00 テーマ部会B(第2日目午後)[Zoomによるリアルタイム配信]

テーマ部会B「ワークショップ時代の統治と社会記述」
司会者:加島 卓(東海大学)
元森 絵里子(明治学院大学)
討論者:安東 量子(NPO法人福島ダイアログ)
近森 高明(慶応義塾大学)
  1. まちと「自分ごと」のデザイン
    ―まちづくりにおけるワークショップ活用形態の展開から―
    牧野 智和(大妻女子大学)
  2. プロジェクト型開発の時代における都市計画コンサルタントの専門知
    植田 剛史(愛知大学)
  3. 「みんなで決める場」と「みんなが話せる場」のあいだ
    五十嵐 泰正(筑波大学)