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年次大会
:第63回大会 (報告要旨・報告概要:テーマ部会A)


テーマ部会A 「包摂と排除」

担当理事:宇都宮 京子(東洋大学)・水上 徹男(立教大学)
司会者:宇都宮 京子(東洋大学)
本田 量久(東海大学)
討論者:宮島 喬(お茶の水女子大学)
水上 徹男(立教大学)
部会要旨  
Australian attitudes to immigration and multiculturalism(仮) Andrew Markus(Monash University)
通訳:竹内 雅俊(中央大学)
部会要旨

 本テーマ部会は、昨年度から「包摂と排除」ついて社会学の理論や実証的な研究から論議してきました。昨年はアメリカからヴェーバー研究で知られるScaff先生をお招きして、ご講演と2名の討論者の問題提起で、議論するスタイルで構成しました。今回のテーマ部会も、包摂と排除のテーマをこれまでと異なる立場の研究者を海外からお招きして進めます。講演者はAndrew Markus教授(Monash University、オーストラリア社会科学アカデミー評議員)で、多文化主義政策やマイノリティ研究などで活躍なさっており、移民政策にも人種主義反対の立場から提言してきた方です。プラット基金ユダヤ文化研究議長(Pratt Foundation Research Chair of Jewish Civilisation)として、大規模な調査にかかわり、近年は社会的凝集性(Social Cohesion)の調査で、市民による移民や多文化主義の受け止め方などを明らかにしてきました。今回は、多文化主義研究の今日的理解や社会的凝集性(Social Cohesion)などについてお話しいただきます。
 宮島喬氏(お茶の水女子大学名誉教授)と水上徹男(立教大学)が、討論者として加わり、日本国内の移民問題などとの関連から議論を深めてゆければ、と考えております。司会は宇都宮京子氏(東洋大学)と本田量久氏(東海大学)、通訳は竹内雅俊氏(中央大学)が担当します。
 皆様、ご参加下さいますよう、よろしくお願いいたします。

(文責:水上 徹男)

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