第1日目 6月19日(土)


12:00〜13:00 理事会〔3号館1階 3152室〕

13:00 受付開始〔3号館1階 アカデミックラウンジ〕

14:00〜16:30 自由報告部会

第1部会:言説 〔3号館 3354室〕
司会:樫田 美雄(徳島大学)
  1. 寄り添う者によって出版された闘病記分析の試み--妻の病いの軌跡を夫が闘病記のなかで語るとき
    野口 由里子(法政大学)

  2. エイズ電話相談活動における、電話相談ボランティアの「当事者性」
    岩橋 恒太(慶應義塾大学)

  3. 日本におけるHIV/AIDSの言説と古橋悌二の「手紙」[PP]
    竹田 恵子(お茶の水女子大学)

  4. 接骨院における医療面接場面での社会的相互行為[PP]
    海老田 大五朗(東京医学柔整専門学校/東京福祉大学)

  5. 「婚活ブーム」に関する言説分析--「性役割分業」への回帰現象に対する応答分析
    開内 文乃(無所属)

第2部会:移民(1) 〔3号館 3355室〕
司会:山本 薫子(首都大学東京)
  1. アルゼンチンから日本へのデカセギを考える--(1)求職をめぐる人的資本と社会関係資本の分析
    ○樋口 直人(徳島大学)・稲葉 奈々子(茨城大学)

  2. アルゼンチンから日本へのデカセギを考える--(2)日系アルゼンチン人の移住と世帯戦略
    ○稲葉 奈々子(茨城大学)・樋口 直人(徳島大学)

  3. 欧州と日本の極右の収斂?--日本版極右としての石原慎太郎の支持基盤をめぐって[PP]
    ○松谷 満(桐蔭横浜大学)・樋口 直人(徳島大学)

  4. 高度外国人人材受け入れ政策の現状と課題--留学後日本国内で就職した元留学生の就労経験と意識調査[PP]
    松下 奈美子(一橋大学)

第3部会:若者・アイデンティティ 〔3号館 3453室〕
司会:浅野 智彦(東京学芸大学)
  1. 文化のダイナミズム--ブルデューの「界」概念を用いた「同人界」のエスノグラフィー
    七邊 信重(東京工業大学)

  2. 「ライブ空間」の現状[PP]
    〇宮入 恭平 (東京経済大学)・〇佐藤 生実(ファッショントレンド調査者)

  3. トランスジェンダー・コミュニティ若年世代を取りまく社会状況--当事者団体Qの代表者への聞き取り調査から
    石井 由香理(首都大学東京)

  4. 若者の「努力」をめぐる意識の分析--杉並と松山の比較から[PP]
    寺地 幹人(東京大学)

  5. 「ひきこもり」の人びとの社会関係と自己アイデンティティの維持管理
    小林 絵里子(お茶の水女子大学)

第4部会:都市・地域 〔3号館 3454室〕
司会:有末 賢(慶応義塾大学)
  1. 生活文化の活用にもとづいた観光開発型地域振興に関する調査研究--長野県塩尻市奈良井宿と小布施町市街地における町並み修景の事例から[PP]
    小山 裕(東京大学)

  2. 社会の地形と社会の地層--区史にみる日本橋の表象作用
    楠田 恵美(筑波大学)

  3. 市民活動の継続要因--1970年代から活動を続ける市民活動団体を対象として[PP]
    松元 一明(法政大学)

  4. まちづくり条例の可能性と課題[PP]
    山岸 達矢(法政大学)

  5. 地方都市における乗合タクシー事業の展開と課題--公共性の再編と繰り延べられた生活圏の危機[PP]
    齊藤 康則(山口学芸大学)

第5部会:戦争の記憶 〔3号館 3455室〕
司会:野上 元(筑波大学)
  1. 「比較」という統治技術--植民地台湾の内地観光事業を事例として
    阿部 純一郎(中京大学/愛知県立大学)

  2. 戦争の記憶とナショナル・アイデンティティ--アメリカ領グアムの戦後補償要求
    長島 怜央(法政大学)

  3. 空襲の犠牲者・死者が想起される場所--「仮埋葬地」という写真実践を通して[PP]
    木村 豊(慶應義塾大学)

  4. 「戦艦大和」のイメージ変容と戦後日本の戦争"感"--大和・ヤマト・YAMATO[PP]
    塚田 修一(慶應義塾大学)

第2日目 6月20日(日)


9:30 受付開始〔3号館1階 アカデミックラウンジ〕

10:00〜12:30 自由報告部会

第6部会:組織と統制 〔3号館 3354室〕
司会:馬場 靖雄(大東文化大学)
  1. 「パーティーオーガナイザー」の実態と課題--未婚化・晩婚化の中で彼らに求められる役割とはなにか[PP]
    井草 剛(早稲田大学)

  2. リスク社会における犯罪と監視
    本柳 亨(早稲田大学)

  3. 犯罪とマス・メディアをめぐる聖・俗・遊
    赤羽 由起夫(筑波大学/日本学術振興会)

第7部会:移民(2) 〔3号館 3355室〕
司会:樋口 直人(徳島大学)
  1. ポスト・コロニアル国家におけるネイティブ・アイデンティティ――ミルパ・アルタ地区のフィールド調査に基づく研究ノート
    岸下 卓史(立教大学)

  2. イタリアの移民政策の近年の動向--「インターカルチュラルな統合」という方向性をめぐって
    秦泉寺 友紀(和洋女子大学)

  3. 市民社会における〈移民の記憶〉--フランス・リヨンの事例から[PP]
    田邊 佳美(一橋大学)

  4. フランスの旧インドシナ難民の受入れ過程と共和主義
    鈴木 美奈子(一橋大学)

第8部会:医療・健康 〔3号館 3453室〕
司会:佐藤 典子(千葉経済大学)
  1. 健康知識の生成・伝達・需要のルート--場所と健康知識への主観的意味づけの関係
    熱田 敬子(早稲田大学)

  2. 「臓器移植法改正」論議における「脳死」と「バイオエシックス」
    皆吉 淳平(芝浦工業大学)

  3. 主観的健康を左右するもの--身体的制約に対する意味づけをめぐって
    飯田 さと子(地域社会振興財団/自治医科大学)

  4. 「被害」を構築する関係--ハンセン病違憲国家賠償訴訟における弁護士の専門性と役割
    青山 陽子(東京大学)

第9部会:教育 〔3号館 3454室〕
司会:尾中 文哉(日本女子大学)
  1. 日本における教育の公共性論の台頭に関する一考察--その文脈と意義について
    金子 聡(東京都立大学)

  2. 「ドイツ統一」と大学改革--旧東ドイツにおける中間教職員(Mittelbau)の解体と研究者の行方
    飯島 幸子(東京大学)

  3. 韓国青少年の学校生活と教育達成--中学・高校生を対象とした日韓比較調査から
    小澤 昌之(慶應義塾大学)

  4. 現代日本における地位達成過程とアスピレーション[PP]
    相澤 真一(日本学術振興会)

第10部会:文化・歴史・メディア 〔3号館 3455室〕
司会:北田 暁大(東京大学)
  1. 雑誌『スタイル』の変容と「お洒落」の創出
    古舘 里尚(文化女子大学)

  2. 明治・大正期女性雑誌にみる読者欄と読者共同体--『女学世界』を手がかりに[PP]
    嵯峨 景子(東京大学)

  3. ポピュラー音楽雑誌の系譜--音楽をめぐる社会的想像力について
    石川 千穂(筑波大学)

  4. 近代日本社会における芸術の自律性と外的環境--日露戦争以降の文学論争における議論から
    矢崎 慶太郎(専修大学)

12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ

13:30〜14:15 総会〔3号館 3551室〕

14:30〜17:30 テーマ部会

テーマ部会A 「リスクと排除の社会学」 〔3号館 3551〕
司会者:山田 信行(駒澤大学)、伊藤 美登里(大妻女子大学)
討論者:市野川 容孝(東京大学)、宮台 真司(首都大学東京)
  1. 近代社会の構造転換とリスクの変貌--家族リスクの変質
    山田 昌弘(中央大学)

  2. 社会保障・社会福祉における排除と包摂
    堅田 香緒里(埼玉県立大学)

  3. リスクと「統治性」--米国非正規滞在者の排除と処罰
    田中 研之輔(法政大学)

テーマ部会B 「『行為−秩序』関係の再検討」 〔3号館 3552〕
司会者:馬場 靖雄(大東文化大学)、宇都宮 京子(東洋大学)
討論者:左古 輝人(首都大学東京)、木村 正人(高千穂大学)
  1. 相互行為のなかの行為と知覚--エスノメソドロジー的相互行為分析の視点
    西阪 仰(明治学院大学)

  2. ヴェーバーにおける「行為−秩序」問題--支配の「正当性-諒解」論を手がかりとして
    松井 克浩(新潟大学)

  3. 「社会性」の体験選択
    高橋 由典(京都大学)