第1日目 6月9日(土)


9:30〜12:30 修論フォーラム(第1日目午前)

セッション1〔11号館2階 1121教室〕
司会:米村 千代(千葉大学)
  1. 隔世家族に関する社会学的考察―家族戦略の視点から
    張 継元(東京大学)
    コメンテーター:藤崎 宏子(お茶の水女子大学)
  2. 社会保障としての高齢期の住宅保障―住宅手当・社会住宅創設に関する一考察
    山根 由子(お茶の水女子大学)
    コメンテーター:菊地 英明(武蔵大学)
  3. 定時制高校のエスノグラフィー―「学校に<可能/不可能>なこと」と生徒の仕事
    濱沖 敢太郎(一橋大学)
    コメンテーター:居郷 至伸(横浜国立大学)
セッション2〔11号館2階 1122教室〕
司会:伊藤 美登里(大妻女子大学)
  1. ニクラス・ルーマンの政治システム論における自己言及性について―戦後ドイツ家族政策との関連から
    坂井 晃介(東京大学)
    コメンテーター:馬場 靖雄(大東文化大学)
    赤堀 三郎(東京女子大学)
  2. アヴァンギャルドの理論とパラドックス―近代社会の否定としての芸術
    小嶋 慶太(立教大学)
    コメンテーター:小倉 敏彦(立教大学)
  3. 感情的な身体―感情社会学の現象学的反省
    澤田 唯人(慶応義塾大学)
    コメンテーター:奥村 隆(立教大学)
セッション3〔11号館3階 1131教室〕
司会:中筋 直哉(法政大学)
  1. 文化産業を対象とした政策の課題―アニメ産業を事例として
    金澤 良太(首都大学東京)
    コメンテーター:七邊 信重((財)マルチメディア振興センター)
  2. おたく/オタクの誕生―1970年代後半―1980年代のアニメ雑誌上でのビデオの消費実践からみる文化社会学的研究
    永田 大輔(筑波大学)
    コメンテーター:北田 暁大(東京大学)
  3. 近代日本の「科学主義」―「科学的」という言葉とその機能
    松村 一志(東京大学)
    コメンテーター:浅野 智彦(東京学芸大学)

12:30〜13:30 理事会 11号館4階 1143教室

13:30 受付開始

14:00〜16:30 自由報告部会・テーマセッション・震災特別セッション(第1日目午後)

第1部会:国際移動・移民〔11号館2階 1121教室〕
司会:宮島 喬(お茶の水女子大学)
  1. グローバル化と先住民の労働の変容―フィリピン・アエタ族の事例から[PP]
    吉田 舞(首都大学東京)

  2. 人の移動をめぐる記憶と忘却について―石垣市唐人墓を事例に[PP]
    八尾 祥平(首都大学東京)

  3. 国際結婚と日本人女性のライフコース―香港でのメイド雇用の聞取り調査から[PP]
    開内 文乃(中央大学)

  4. 犯罪者移民取り締まりの名の下に―オバマ政権下での移民規制戦略と移民の体験[PP]
    小井土 彰宏(一橋大学)

第2部会:社会史〔11号館2階 1122教室〕
司会:小林 多寿子(一橋大学)
  1. 若者〜中堅層の自殺増加傾向の社会的背景に関する考察―自殺者の手記分析を手がかりにして[PP]
    小森田 龍生(専修大学)

  2. 犯罪者の馴致と社会の保護―戦前から戦後復興期における「保護観察」制度の導入と変遷
    加藤 倫子(立教大学)

  3. イギリスの貧困調査の伝統と戦後日本社会における応用―東大社研労働調査資料の再集計を手がかりに[PP]
    相澤 真一(中京大学)

  4. 転態する「漫談」:1920-30年代の間メディア的展開にみる「非真正な」言論の系譜学[PP]
    毛里 裕一(東京大学)

  5. 占領期日本のインバウンド観光と日米関係:1930年代との連続性に注目して
    阿部 純一郎(椙山女学園大学)

第3部会:理論と文化〔11号館3階 1131教室〕
司会:鈴木 智之(法政大学)
  1. 「社会学の社会学」再考―自己観察する社会学の観察に向けて[PP]
    川山 竜二(筑波大学)

  2. 共同主観性の存立構造―間身体性・ミラーニューロン・仮想次元
    古谷 公彦((財)大島社会・文化研究所)

  3. 音楽における空間性をめぐって
    石川 千穂(筑波大学)

  4. 視的経験の表象:データベース・ベースの調査デザイン[PP]
    安川 一(一橋大学)

  5. 祭祀コミュニティにみられる社会関係の並存について―贈与的な連帯の関係と市場的な交換関係
    田仲 聡(専修大学)

第4部会:家族・ジェンダー・ハラスメント〔11号館4階 1141教室〕
司会:平山 満紀(明治大学)
  1. 現代中国都市部における結婚相手に求める条件にみられるジェンダー差―『北京晩報』と『新民晩報』の結婚相手の募集広告の分析
    王 岩(無所属)

  2. 新しい父親規範が及ぼす職場規範への作用―男性の育児休業取得行動を支点に
    齋藤 早苗(一橋大学)

  3. 産休代替教員法制化過程の考察―1950年代の「母と女教師の会」の取り組みに注目して[PP]
    跡部 千慧(一橋大学)

  4. 報告中止
    アカデミック・ハラスメントを人権問題として捉え直す一つの試み―カトリック系A大学院教育学専攻のBさんの場合
    金子 聡(無所属)

  5. スクールセクシュアル・ハラスメントの実態・防止・解決についての考察
    徳永 恭子(大妻女子大学)

[関東社会学会・福祉社会学会共同企画]
テーマセッション:学会活動と論文投稿のノウハウを公開・共有しよう―研究活動支援と学会の自己認識のために〔11号館7階 1172教室〕
司会:樫田 美雄(徳島大学)
  1. 大学院生と資金助成・国際学会報告〜論文執筆にともなう困難[PP]
    富永 京子(東京大学)

  2. 学会誌における若手研究者の実態―『年報社会学論集』と『社会学評論』の比較から[PP]
    齋藤 圭介(東京大学)

  3. 質的研究における「学際性」と若手研究者のキャリアパス―ハンセン病問題研究のフィールドから
    坂田 勝彦(東日本国際大学)

  4. 社会学者が「学際的」な学会に参加するために何が必要か[PP]
    林原 玲洋(首都大学東京)

  5. 社会学の学際性と学会活動[PP]
    小宮 友根(日本学術振興会)

震災特別セッション1:3.11アフターマス ―有事におけるポピュラー文化の存在意義〔11号館5階 1151教室〕
司会:宮入 恭平(東京経済大学)
  1. 東日本大震災で「お笑い」はどのような被害を受けたのか―吉本興業を事例とした一考察
    瀬沼 文彰(西武文理大学)

  2. 「夢」のドキュメントの存立構造―光と影の社会学と「光と影の社会学」の社会学
    片上 平二郎(立教大学)

第2日目 6月10日(日)


9:30 受付開始

10:00〜12:30 自由報告部会(第2日目午前)

第5部会:障害・福祉〔11号館2階 1121教室〕
司会:佐藤 恵(法政大学)
  1. なにが「ふつう」でなにが「障害」か[PP]
    水野 佳(法政大学)

  2. 出生前検査をめぐる障害者の語り[PP]
    二階堂 祐子(明治学院大学)

  3. ひとりセルフヘルプ・グループ:アルビノ当事者の意識化過程
    矢吹 康夫(立教大学)

  4. 障害者雇用から見る包摂と身体
    榊原 賢二郎(東京大学)

  5. 自立を支援するとはいかなることか―在宅福祉における公私区分の揺らぎと社会的なものの領分
    深田 耕一郎(立教大学)

第6部会:基地・環境〔11号館2階 1122教室〕
司会:桜井 厚(立教大学)
  1. 本土復帰前後における開発路線の確立過程と沖縄住民の自主性・自立性の発露―尖閣列島の資源開発から沖縄開発庁の設置に至る歴史的過程に着目して
    秋山 道宏(一橋大学)

  2. 戦後日本において「基地」は「暴力」のみであったのか―米軍基地の文化的影響に見られる重層性[PP]
    南 衣映(東京大学)

  3. 都市農家から見た学校給食への地場野菜供給―東京都日野市を事例として[PP]
    ○舩戸 修一(静岡文化芸術大学)・西城戸 誠(法政大学)

  4. 気候変動問題の規範化と環境言説の権力性―気候変動枠組み条約COP15に向けた環境運動の連携に着目して[PP]
    佐藤 直樹(福井大学)

第7部会:エスニシティ〔11号館3階 1131教室〕
司会:新原 道信(中央大学)
  1. 不況下におけるパキスタン人移民企業家のビジネス戦略[PP]
    福田 友子(千葉大学)

  2. フロレンシオ・バレラの野郎ども―藤沢市湘南台のアルゼンチン系コミュニティ、1988-2012
    ○樋口 直人(徳島大学)・稲葉 奈々子(茨城大学)

  3. 日本の外国人労働者政策についての一考察[PP]
    王 茜鈴(お茶の水女子大学)

  4. 外国人の子どもの教育に関する日本人住民の意識―三重県北部におけるブラジル人集住地区の分析[PP]
    江成 幸(三重大学)

第8部会:労働〔11号館4階 1141教室〕
司会:丹野 清人(首都大学東京)
  1. 中学・高校生の学校生活とキャリア意識―日韓中高生を対象とした質問紙調査をもとに[PP]
    小澤 昌之(慶應義塾大学)

  2. パチンコホールの労働現場[PP]
    ○田中 研之輔(法政大学)・山本 和輝(法政大学)

  3. サービス企業における企業文化と接客従業員サービス労働―東京ディズニーランドを中心に[PP]
    中西 純夫(千葉大学)

  4. ソフトウェア開発エンジニアはなぜ燃え尽きるまで働くのか―「人々の社会学」の視角から
    宮地 弘子(筑波大学)

  5. 「ダンコウ」する行為者の生成―労組・事務所空間における交渉主体化過程分析[PP]
    岩舘 豊(一橋大学)

第9部会:市民社会〔11号館5階 1151教室〕
司会:杉野 勇(お茶の水女子大学)
  1. 現代日本市民社会論の歴史的考察
    稲葉 年計(首都大学東京)

  2. H・アーレントの公共性論における「『現われ』てはいけないもの」―暴力論を通じて
    河合 恭平(東京工業大学)

  3. 国境地域におけるナショナリズムの徴候―イタリア・トリエステの戦没者追悼式を事例に[PP]
    鈴木 鉄忠(日本学術振興会)

  4. 韓国における非正規労働運動の展開と社会的連帯:非正規共同対策委員会の取り組みを中心に[PP]
    金 美珍(一橋大学)

  5. 個人化社会におけるボランティア活動および市民労働の可能性―ドイツ連邦共和国ミュンヘン市を事例に
    伊藤 美登里(大妻女子大学)

震災特別セッション2:フクシマをめぐる言説と人々の意識〔11号館7階 1172教室〕
司会:奥村 隆(立教大学)
  1. 意識調査、報道、SNSに見る福島第一原子力発電所事故に関する「不安」[PP]
    鈴木 努(情報・システム研究機構)

  2. 『「フクシマ」論』と『住民投票運動とローカルレジーム』の間―方法論的検討[PP]
    清原 悠(東京大学)

ワークショップ:英語報告のためのワークショップ〔11号館6階 1162教室〕

12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ 
テーマ部会A「リスク・個人化・社会不安(社会運動・社会政策)」〔11号館3階 1135教室〕
テーマ部会B「リスク・個人化・社会不安(社会理論・社会構想)」〔11号館4階 1145教室〕

13:30〜14:15 総会〔11号館4階 1142教室〕

14:30〜17:30 テーマ部会(第2日目午後)

テーマ部会A「リスク・個人化・社会不安(社会運動・社会政策)」〔17号館2階 1722教室〕
司会者:仁平 典宏(法政大学)・山本 薫子(首都大学東京)
討論者:町村 敬志(一橋大学)・高木 竜輔(いわき明星大学)
  1. 福島第一原発事故以後の分断
    開沼 博(東京大学)

  2. ポスト3.11の社会運動と地域社会をめぐって
    中澤 秀雄(中央大学)

  3. 原子力開発と環境正義−「国の犠牲区域」の再生産
    石山 徳子(明治大学)

テーマ部会B「リスク・個人化・社会不安(社会理論・社会構想)」〔17号館2階 1723教室〕
司会者:伊藤 美登里(大妻女子大学)・澤井 敦(慶應義塾大学)
討論者:片桐 雅隆(千葉大学)・鈴木 宗徳(法政大学)
  1. リスク社会としての現在―ベックの世界リスク社会論の検討を中心に
    島村 賢一(放送大学)

  2. 個人化と宗教的なものの行方―U・ベックを中心に
    宇野 重規(東京大学)

  3. 平準化される個人―消費社会化による分断を超えて
    鈴木 謙介(関西学院大学)