第1日目 6月15日(土)
9:30〜12:25 修論フォーラム(第1日目午前)
セッション1〔本館3階 38番教室〕司会:澤井 敦(慶應義塾大学)
- 関係性におけるニーズを支える介護者の限定性-神経難病介護を事例に
石島 健太郎(東京大学)
コメンテーター:伊藤 智樹(富山大学) - 男性が介護する/看取るということ
-セルフヘルプ・グループに集う夫・息子介護者の事例から-
松井 由香(お茶の水女子大学)
コメンテーター:井口 高志(奈良女子大学) - 戦後日本における開業医による病床所有
高間 沙織(一橋大学)
コメンテーター:市野川 容孝(東京大学)
司会:浅野 智彦(東京学芸大学)
- クレイム申し立てのカルチュラル・スタディーズ
-ヒップホップの言説(リリック)と音楽的表現形式(スタイル)
堀 真悟(早稲田大学)
コメンテーター:渋谷 望(日本女子大学) - 「ケータイ世代」の対人関係と恋愛観・恋愛行動
大森 美佐(お茶の水女子大学)
コメンテーター:浅野 智彦(東京学芸大学) - Shinsengumi and the Playing Self: A Sociology of People's Culture
(新選組とプレイング・セルフ:「大衆の文化」の社会学)
LEE ROSA Saes Byeol(東京大学)
コメンテーター:伊奈 正人(東京女子大学)
司会:奥村 隆(立教大学)
- 「無垢な犯罪被害者」という制度
-通り魔・爆破テロ記事に見る「被害者」カテゴリーの変容とその言説史
岡村 逸郎(筑波大学)
コメンテーター:元森 絵里子(明治学院大学) - 「3.11」の構築-新聞社説の「動揺」から読み解く東日本大震災-
小林 宏朗(立教大学)
コメンテーター:浅岡 隆裕(立正大学) - 授業秩序維持のための教師ストラテジー-教師の「応答/非応答」行為に着目して-
加藤 加奈子(一橋大学)
コメンテーター:前田 泰樹(東海大学)
司会:若林 幹夫(早稲田大学)
- 経済的グローバリゼーションの進展とコスモポリタニズムの再興隆
-新自由主義政策批判における方法論的ナショナリズムの克服-
鈴木 弥香子(慶應義塾大学)
コメンテーター:伊藤 美登里(大妻女子大学) - 元号の歴史社会学
鈴木 洋仁(東京大学)
コメンテーター:若林 幹夫(早稲田大学) - 環境保全の正当化をめぐる社会過程-構築主義とフレーム分析の視角から外来魚問題を事例に-
藤田 研二郎(東京大学)
コメンテーター:中筋 直哉(法政大学)
司会:山本 薫子(首都大学東京)
- 中国における戸籍制度と学歴達成
佟 彩霞(首都大学東京)
コメンテーター:福井 康貴(東京大学) - 非自発的帰還者の生活再構築プロセス
-メキシコ市大都市圏大衆居住区ネサワルコヨトルに生きる帰国者たちの事例研究-
飯尾 真貴子(一橋大学)
コメンテーター:田中 研之輔(法政大学)
12:30〜13:00 新旧合同理事会 本館2階 20番教室
13:00〜14:00 新理事会・旧理事会
新理事会〔本館2階 20番教室〕旧理事会〔本館1階 特別会議室〕
13:30 受付開始
14:00〜16:30 自由報告部会・ワークショップ(第1日目午後)
第1部会:働く場所の社会学〔本館2階 24番教室〕司会:山田 信行(駒澤大学)
- ファストフード・レストランの「居心地のよさ」に関する考察
-無礼な振る舞いに対する不快感の分析を通じて[PP]
本柳 亨(早稲田大学) - 複数店舗管理職の仕事-外食ファストフード産業を事例に-[PP]
田中 研之輔(法政大学) - サービス企業における企業文化と接客従業員の共感・感動労働
-東京ディズニーランドを中心に-[PP]
中西 純夫(千葉大学) - 更生保護施設に関する社会学的考察-施設在所者の更生過程に着目して-
相良 翔(中央大学) - 「年休取得の6類型」 仮説の検証-年休取得の6類型と取得日数の計量分析-[PP]
井草 剛(明治大学)
司会:鄭 暎惠(大妻女子大学)
- 韓国社会の海外移住プロセスに関する社会学的研究
-新宿区大久保の韓国系ニューカマーズを事例として-[PP]
康 基成(法政大学) - ニューカマー「定住層」と「在日」コミュニティの関係性
-「在日済州人」とその同郷組織の事例から[PP]
金 孝英(一橋大学) - 中古車貿易における移民企業家の多民族ネットワーク形成[PP]
福田 友子(千葉大学) - 在日ベトナム難民第二世代の就労状況-機会拡大の中のジレンマ[PP]
平澤 文美(一橋大学) - ホームランド社会と「共有されたエスニシティ」-韓国の〈朝鮮族〉の事例から-[PP]
呉 泰成(一橋大学)
司会:加藤 秀一(明治学院大学)
- 貨幣経済との遭遇-フィリピン先住民の排除と包摂[PP]
吉田 舞(首都大学東京) - 沖縄のインヴィジブル・マイノリティー-フィリピン・ウチナーンチュ二世の事例-[PP]
ZulUETA Johanna(一橋大学) - 稀少性の諸相-障害者の社会的包摂をめぐる考察
榊原 賢二郎(東京大学) - 難民申請とセクシュアリティ-サンフランシスコ・ベイエリアの事例から[PP]
工藤 晴子(一橋大学) - 複合的バックラッシュ-「フェミニズム」×「在日」を事例として-[PP]
松岡 瑛理(一橋大学)
司会:野上 元(筑波大学)
- 前世紀転換期フランスにおける歴史保存活動と写真[PP]
菊池 哲彦(尚絅学院大学) - フランスの反人種差別運動における歴史化-剥奪された記憶を取り戻す[PP]
田邊 佳美(一橋大学・パリ13大学) - 戦後和解実践における政治性の問題-元アメリカ兵捕虜招聘プログラムを事例に[PP]
前川 志津(立教大学) - 日本復帰前後の開発による沖縄社会の再編と求められる主体性の発揮
-工業化をめぐる開発認識の基本スケールと「沖縄方式」という一類型[PP]
秋山 道宏(一橋大学) - 被災地における民俗芸能の復活について
-宮城県石巻市雄勝町の法印神楽にかんする聞き取り調査から-
田仲 聡(専修大学)
司会:中筋 直哉(法政大学)
- 「多摩の森・大自然塾 奥多摩・鳩ノ巣フィールド」をめぐって構成される森林と森林ボランティアへのまなざし
富井 久義(筑波大学) - 素朴な反逆者たち-上関原発建設に反対する祝島の住民運動を通して(1982〜2010)[PP]
陳 威志(一橋大学) - 団体調査から見る3.11以降の市民社会
-「福島原発事故後の市民社会の活動に関する団体調査」から[PP]
佐藤 圭一(一橋大学) - ボランティア・NPO組織展開の日加比較[PP]
竹中 健(北海道大学) - 死生観の心理学-自殺への抑止広告を提案する
前田 益尚(近畿大学)
ワークショップ:英語報告のためのワークショップ〔本館3階 34番教室〕
16:45〜17:30 総会〔本館2階 21番教室〕
第2日目 6月16日(日)
9:30 受付開始
10:00〜12:30 自由報告部会・海外研究者招聘テーマセッション(第2日目午前)
第6部会:芸術と文化の社会学〔本館3階 38番教室〕司会:辻 泉(中央大学)
- モガ・モボとしての「ハーフ」-1930年代の北林透馬の小説における混血表象を例に-[PP]
岡村 兵衛(神戸大学) - 旧東ドイツのアンダーグラウンド文化-文学・芸術の自律化とその前提条件[PP]
矢崎 慶太郎(専修大学) - ライトノベルの受容空間の文化社会学-何がおたく/オタク的と呼ばれるのか
永田 大輔(筑波大学) - アキバの記憶をめぐる物語とその生成過程
-対話型映像制作実践「メディア・コンテ秋葉原」の事例を通して[PP、音声付き]
溝尻 真也(目白大学) - 音楽著作物をめぐる当事者意識と関係性
田川 史朗(千葉大学)
司会:数土 直紀(学習院大学)
- 事例研究における重複合意モデル
額賀 淑郎(無所属) - ミシェル・フーコーにおける知(savoir)概念をどう理解すべきか[PP]
渡辺 彰規(日本大学) - 自律的な「否定性」のゆくえ-美的「前衛」概念と批判的社会理論の間で-[PP]
片上 平二郎(立教大学) - 能力原理が実現したメリトクラシー社会の問題に関する一考察-自尊心の破壊を中心に-[PP]
金子 聡(無所属) - 再帰的近代化論と「政治的なもの」に関する一考察
権 永詞(千葉商科大学)
司会:井腰 圭介(帝京科学大学)
- 慢性の病いを生きる-〈普通〉をめぐって構成されるライフストーリー
高口 僚太朗(筑波大学) - 12ステップ型セルフヘルプ・グループの多様性に関する一考察
-その語り(ナラティヴ)から考える-
福重 清(立教大学) - 研究室教育の教員-学生間におけるアカデミック・ハラスメント:
問題経験を語る学生の主観的意味世界に着目した事例横断分析[PP]
湯川 やよい(広島大学) - 暴力の被害者がDV被害者として表象されるとき
川村 智樹(筑波大学) - ビデオエスノグラフィーを用いた子育て支援現場の相互行為分析
-子どもの泣き出し状況に対する対応をめぐって-
〇阿部 智恵子(石川県立看護大学)・樫田 美雄(神戸市看護大学)
司会:祐成 保志(東京大学)
- フランス都市部郊外・大衆地区における教育をめぐる住民間の差異化実践
-親相互の批判とその両義性-[PP]
村上 一基(一橋大学) - 大学生の文化的活動への参加と嗜好の実態[PP]
橋 かおり(早稲田大学) - 近代日本言論史における範例としての「論文」の問題系
-「学知」と「時論」との分立と交錯の過程-[PP]
毛里 裕一(東京大学) - 戦後日本の社会学者は何を考えてきたのか
-日本社会学会『会員名簿』専攻分野の推移と『社会学評論』掲載論文タイトルの分析から[PP]
斎藤 圭介(東京大学) - 学会機関誌の内容からみる教育社会学の位置とその変遷
-テキストマイニング手法を用いた分析の試み[PP]
〇堤 孝晃(東京大学)・〇斎藤 崇コ(東京大学)・〇増田 勝也(東京大学)
司会:中西 泰子(相模女子大学)
- 就労自立支援活動における若い世代の社会化とは?
―労働と福祉の架橋をめぐる実践に着目して[PP]
居郷 至伸(横浜国立大学) - 私たちの「子育て支援」-都心における子育て当事者活動を通しての一考察-
賀須井 貴子(千葉大学) - 戸配システム導入後の生協組合員の社会ネットワークの特徴と連帯のゆくえ
―パルシステム千葉を事例として―[PP]
中里 裕美(明治大学) - 女性たちのアイデンティティと住民運動―草の実会(1955-2004)を事例に[PP]
清原 悠(東京大学)
New Development of Economic Sociology and Ethnic/Migration Studies
司会:小井土 彰宏(一橋大学)
- "Immigrant Entrepreneurship, Transnationalism, and Development"
Alejandro Portes (Princeton University)
討論者:田嶋 淳子(法政大学)・水上 徹男(立教大学)
12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ・新理事会
テーマ部会A「リスク・個人化・社会不安(社会運動・社会政策)U」〔本館3階 32番教室〕テーマ部会B「関係性再考-自立と孤立、共同と分断-」 〔本館3階 33番教室〕
12:30〜13:30 新理事会 本館2階 20番教室
13:30〜14:30 プレナリー講演〔本館2階 21番教室〕
一橋大学社会学研究科共催・公開講演(逐次通訳付き)
Alejandro Portes (Princeton University)
ポルテス教授は、6月21〜22日に開催される一橋大学の国際社会学部門創立20周年を記念するワークショップと国際シンポジウムにも、フランスCNRSのモロクワシチ名誉教授などとともに参加のご予定です。詳しくは同大学の国際社会学HP(http://www.soc.hit-u.ac.jp/~trans_soci/)をご覧ください。
14:45〜17:45 テーマ部会(第2日目午後)
テーマ部会A「リスク・個人化・社会不安(社会運動・社会政策)U」〔本館2階 21番教室〕司会者:武川 正吾(東京大学)・町村 敬志(一橋大学)
討論者:舩橋 晴俊(法政大学)・原田 利恵(国立水俣病総合研究センター)
討論者:舩橋 晴俊(法政大学)・原田 利恵(国立水俣病総合研究センター)
- 「分断を越える協働」はいかにして可能なのか
―「安全・安心の柏産柏消」円卓会議の経験から
五十嵐 泰正(筑波大学) - 〈社会的なもの〉の複数の亀裂とリスクの多元性
仁平 典宏(法政大学) - 原発避難者とは誰か―連帯の困難と分断をめぐる問題
山本 薫子(首都大学東京)
司会者:澤井 敦(慶應義塾大学)・伊藤 美登里(大妻女子大学)
討論者:鈴木 智之(法政大学)・権 永詞(千葉商科大学)
討論者:鈴木 智之(法政大学)・権 永詞(千葉商科大学)
- 個人化と関係性-若者の移行変容の引き取られ方をめぐって
乾 彰夫(首都大学東京) - 関係性にまつわる“保障”の問題
石田 光規(大妻女子大学) - 「自律」を阻むもの-オーストラリアの先住民族政策における時間/空間管理
塩原 良和(慶應義塾大学)