第1日目 6月8日(土)

12:30〜13:30 新旧合同理事会 〔33号館16階 第10会議室〕

13:30 受付開始 〔33号館1階ホール〕

14:00〜16:30 自由報告部会(第1日目午後)

第1部会:医療・福祉(1)〔33号館3階332教室〕
司会:加藤 秀一(明治学院大学)
  1. 延命医療言説の変遷に関する社会学的研究
    ―胃ろうの大衆化とその批判的言説を例に―〔PP〕
    宮前 健太郎(筑波大学)
  2. 人種衛生政策に優生学が接続する時
    ―イギリス王立救貧法委員会における『少数派報告』第1部第3章を手がかりにして―〔PP〕
    高森 明
  3. 1930年代における医学的関心としての「女の身体」
    ―女医竹内茂代による博士論文『日本女子の體質に関する研究』(1933)に着目して―〔PP〕
    目黒 茜(筑波大学)
  4. 関係的自律概念へのエンハンスメントの適用の試みについて〔PP〕
    堀内 進之介(首都大学東京)

第2部会:政治・社会問題〔33号館3階333教室〕
司会:仁平 典宏(東京大学)
  1. 「防犯カメラは安全・安心をもたらす」というスキーマ
    ―東京都議会における防犯カメラ設置をめぐる議事録分析―〔PP〕
    中野 佑一(上智大学)
  2. 日本における外国人に対する排外性と外国に対する好感度の関係〔PP〕
    ゙ 慶鎬(立教大学)
  3. 観察プロセスとしての多様性受容
    ―社会的包摂のシステム理論的アプローチ―〔PP〕
    矢崎 慶太郎(専修大学)
  4. 戦後日本社会における貧困問題の布置
    ―1961年の神奈川県民生基礎調査の再分析から―〔PP〕
    相澤 真一(上智大学)

第3部会:地域〔33号館4階437教室〕
司会:高木 恒一(立教大学)
  1. 新しい地域コミュニティの在り方と地域資源
    ―平塚市吉沢地域コミュニティの事例を中心として―〔PP〕
    小田 洋彰
  2. 高度成長期の団地開発と再配置される「無秩序」
    ―首都圏における大規模団地・保育所・幼稚園の変遷に着目して―〔PP〕
    栗原 真史(一橋大学)
  3. 韓国の住居権運動と「まちづくり」の受容
    ―1987年の民主化から2000年代初を中心に―〔PP〕
    崔 誠文(横浜国立大学)
  4. 都市コミュニティにおける防災活動に関する一考察
    ―被災経験の有無、校区及びマンション、モデル地区とそれ以外の地区の各区分による類型化を通じて―〔PP〕
    金 思穎(日本学術振興会)
  5. 個人化した社会運動ネットワークが支える伝統的集落生活
    ―山口県上関町祝島におけるライフスタイル移住者たちを事例として―〔PP〕
    武田 俊輔(滋賀県立大学)

第4部会:文化(1)〔33号館4階438教室〕
司会:辻 泉(中央大学)
  1. ゲイ資本によるLGBTのパレードの演出
    ―北海道札幌市における初期のパレードを事例に―
    斉藤 巧弥(北海道大学)
  2. いかにして「二次創作」が「消費」として記述されてきたのか
    ―大塚英志と東浩紀の論争を中心として―
    永田 大輔(明星大学)
  3. k-popと日本の若者
    ―トランスナショナルとナショナルの狭間で―〔PP〕
    福島 みのり(常葉大学)
  4. 身体文化の対立と展開
    ―マレーシアにおけるヨガの実践を事例として―〔PP〕
    栗原 美紀(上智大学)
  5. なぜスポーツとナショナリズムは結びつくのか
    ―先行研究の検討から―〔PP〕
    笹生 心太(東京女子体育大学)

16:45〜17:30 総会 〔33号館3階331教室〕


第2日目 6月9日(日)

9:30 受付開始 〔33号館1階ホール〕

10:00〜12:30 自由報告部会(第2日目午前)

第5部会:組織・労働〔33号館3階332教室〕
司会:山田 真茂留(早稲田大学)
  1. 大学アメリカンフットボール部事件の研究
    前島 賢土(獨協大学)
  2. 手帳非所持で難病を持つ人の就労と「働き方改革」との関連性を一考察する〔PP〕
    綿貫 登美子(千葉大学)
  3. 外国人人材の活用態度と「日本的な」雇用制度〔PP〕
    園田 薫(東京大学)
  4. 韓国における2000年代以降の「主婦労働規範の強化」をめぐる考察〔PP〕
    柳 采延(東京大学)

第6部会:理論〔33号館3階333教室〕
司会:木村 正人(高千穂大学)
  1. モビリティーズ論の方法・方法論〔PP〕
    根岸 海馬(国際基督教大学/法政大学)
  2. 中国社会信用システムにおける「ライフチャンス」の検討〔PP〕
    塚越 健司(拓殖大学)
  3. 社会学教育におけるシラバスの位置づけをめぐる一考察〔PP〕
    鈴木 洋仁(東洋大学)
  4. 道徳社会学の新たな展開
    三津田 悠(早稲田大学)

第7部会:文化(2)〔33号館4階437教室〕
司会:野上 元(筑波大学)
  1. 戦争体験をめぐる「語り」と歴史認識
    ―沖縄戦認識を手がかりにして―〔PP〕
    秋山 道宏(明治学院大学)
  2. 観光開発初期グアムにおける日本人移住者たちの戦争の記憶〔PP〕
    長島 怜央(日本学術振興会)
  3. 「退屈な占領」と闘う
    ―米第八軍スペシャルサービス局の「米軍保養地」計画―〔PP〕
    阿部 純一郎(椙山女学園大学)
  4. 「旅」における共同性の形成
    ―東南アジアの日本人ゲストハウスにみられる交流を事例に―〔PP〕
    鍋倉 咲希(立教大学)
  5. 観光地化するエスニック空間における「共生」
    ―「新大久保」を事例に―〔PP〕
    申 惠媛(東京大学)

第8部会:医療・福祉(2)〔33号館4階438教室〕
司会:伊藤 智樹(富山大学)
  1. 「曖昧な生きづらさ」から「自己」と「社会」を再構築する
    ―12ステップ式セルフヘルプ・グループ「ひきこもりアノニマス」の調査研究より―〔PP〕
    利根川 健(中央大学)
  2. 病院におけるLGBTの患者への対応
    ―看護部長への質問紙調査から―〔PP〕
    三部 倫子(石川県立看護大学)
  3. がん経験者のセルフヘルプ・グループにおける「共同体の物語」
    ―「自称若手」がん経験者の交流会を事例に〔PP〕―
    河田 純一(大正大学)
  4. 障害を持つ子どもとの生活を形作る母親たちの生活実践〔PP〕
    齋藤 雅哉(明治学院大学 )

12:30〜13:30 新理事会 〔33号館16階 第10会議室〕

12:30〜13:30 テーマ部会打ち合わせ

テーマ部会A
「はたらく経験へのアプローチ ―メディアをめぐるワーク:制作から受容まで―」
〔33号館4階432教室〕
テーマ部会B
「人間の尊厳と生(Life)」〔33号館4階434教室〕

13:30〜17:00 テーマ部会(第2日目午後)

テーマ部会A「はたらく経験へのアプローチ ―メディアをめぐるワーク:制作から受容まで―」
〔33号館3階331教室〕
司会者:是永 論(立教大学)
討論者:難波 功士(関西学院大学)
  1. 原画用紙上での協働とインストラクション
    ―非リアルタイム状況での共同作業を可能にする技法―
    松永 伸太郎(長野大学)
  2. コメント欄の相互行為分析
    ―小説投稿サイトにおける読者コメントと投稿者の本文修正に注目して―
    團 康晃(大阪経済大学)
  3. デザインの「作り方」と「使い方」
    ―エンブレム問題におけるメディアの送り手と受け手のワーク―
    加島 卓(東海大学)

テーマ部会B「人間の尊厳と生(Life)」〔33号館3階332教室〕
司会者:本田 量久(東海大学)
小山 裕(東洋大学)
討論者:市野川 容孝(東京大学)
  1. 価値の共有とコミュニケーション
    ―知的障害・発達障害の人の「触法行為」をめぐって―
    三井 さよ(法政大学)
  2. 優生思想と事件の帰責
    ―相模原障害者殺傷事件の因果観察について―
    榊原 賢二郎(東京大学)
  3. 福祉をめぐる恥と自己責任
    ―尊厳を維持する責任をもつのは誰か―
    石島 健太郎(帝京大学)