1996年度 第2回
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開催日程
研究例会報告担当:庄司 洋子(立教大学) 次年度大会のテーマ部会「身体と社会」に連動する第2回研究例会「『老い』を照射する社会学」が、1月18日(土)午後2時から、立教大学において開かれた。田淵六郎氏(東京都立大学)の「家族戦略論からみた後期親子間関係──『扶養』関係を中心に──」、樽川典子氏(筑波大学)の「老いの日常生活──老年社会学再考──」の二つの報告があり、討論者の前田信彦氏(日本労働研究機構)によるコメントのあと、参加者(13名)のあいだで質疑が交わされた。なお、司会は庄司洋子が担当した。 |
1996年度 第3回
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開催日程
研究例会報告担当:嶋根 克己(専修大学) 1997年度大会テーマ「非日常を生み出す文化装置」にむけて研究例会が開催された(2月1日(土)午後2時〜5時、立教大学)。内容は、山脇千賀子氏(筑波大学)による「食にみる祝祭性についての分析」、松本由起子氏(東京大学)による「都市空間における墓地―聖と俗の空間論―」の二つの報告に続き、討論者の藤村正之氏(武蔵大学)からコメントを得た。続いて参加者間での意見交換をおこなった。司会は嶋根克己が担当した。 |
1996年度 第4回
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開催日程
研究例会報告担当:椎野 信雄(文教大学) 1997年度関東社会学会大会のテーマ部会の一つである「行為と認識」部会に連動する第4回研究例会が、「社会学基礎理論の現在−秩序・制度を問う−」を共通テーマとして、3月29日(2時〜6時)に、立教大学において開催された。岡田光弘氏(筑波大学大学院)「方法としての会話分析−制度という文脈の痕跡を連接に見るには−」と浦野茂氏(慶応義塾大学大学院)「相互行為論における制度概念の所在について」の二つの報告に続いて、討論者の浅野智彦氏(東京学芸大学)と芦田晋氏(早稲田大学大学院)からのコメントの後で、参加者(24名)と質疑応答が行なわれた。司会は椎野信雄(文教大学)が担当した。この研究例会は、昨年度の大会での「行為と認識」のテーマ部会「社会学者はなぜ理論化するのか」での報告における報告者間の対話の未完、とりわけエスノメソドロジー関係の問題群への討論不足を補完する目的で、特に設定した場であった。 |