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年次大会
大会報告:第63回大会 (2015.6.6-7 千葉大学)
第63回大会開催のご挨拶

 このたび、第63回関東社会学会大会の千葉大学西千葉キャンパスでの開催を、お世話することになりました。私たちは、千葉大学文学部行動科学科のなかの、社会学講座を構成する6名の教員集団です。小さい集団ですが、日々、学部学生・大学院生らと社会学について熱く語り合っております。
 私自身は、もうずっと前に、前任校の明治学院大学で、関東社会学会の大会開催をお引き受けしたことがあります(昨年、千葉大学に移籍するにあたり、25年以上ため込んだ様々な文書等を整理しているなかで、そのときの記録・領収書などが山のように出てきました)。そのときは、現在、学会の事務局を担われている市野川容孝さんといっしょに切り盛りさせていただきました。東京の真中での開催だったせいか、多くの方に来場いただきました。千葉大学は、確かに、東京からかなり離れていますが、考えるほど不便ではありません(じつは、東京の真中だからといって便利だとはかぎりません)。神奈川県、埼玉県から通う学生もいます。当日は、ほんの少し早起きをしてぜひご来場ください。
 千葉大学西千葉キャンパスは、総武線の西千葉駅(各駅停車しかとまりません)のほとんど駅前ですが、会場となる建物に到達するには10分近くかかる場合があります。余裕をもってお出かけください。(できるだけ乗り換えをせずに、一つの電車に長い時間乗るようにすれば、立派な読書時間になるとともに、場合によっては、一眠りもできるかもしれません。)
 とくに若い研究者のみなさんにとって、関東社会学会は、非常によい切磋琢磨の機会であると思います。それぞれの部会において活発な、そして緊張感のある議論が展開されますことを期待しております。そのための場を精一杯整えたいと思っております。社会学講座教員一同、みなさんのご来場を心よりお待ちしております。

西阪 仰(大会開催校実行委員長)

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第63回大会の開催に向けて

 今年の大会は、6月6日(土)・7日(日)の両日、千葉大学で開催されます。開催の労をお取りくださる千葉大学の会員・スタッフの皆さまには、心より御礼申し上げます。
大会では、第1日午後と第2日午前に自由報告部会ならびにテーマセッションが、また第2日午後にテーマ部会が予定されております。今号ニュースにおいて自由報告部会の報告者募集を行いますので、募集要領を熟読のうえ、電子メールまたは郵送でお申し込みください。また、今大会ではテーマセッションへの応募が1件あり、採用となりました。こちらにつきましても報告者を募集いたしますので、募集要領をよくお読みになり、ふるってご応募ください。
第2日午後のテーマ部会に関しては、昨年と同じテーマを引き継ぎ2つの部会を開催いたします。「包摂と排除」ならびに「自己/語り/物語の社会学・再考」がそれですが、そのいずれにおいても海外研究者の招聘が企画されております。ご期待ください。また昨年同様、この2つの部会は同時開催とはせず、2日目の午後を連続した2つの時間帯に区切り、双方の部会に続けてご出席いただけるよう工夫いたしますので、是非とも積極的にご参加いただきたくお願いいたします。なお、「自己/語り/物語の社会学・再考」の方ではラウンドテーブル形式の議論を予定しております。
テーマ部会と連動した例会はすでに1つが1月に実施され、もう1つが3月に開催されます。詳しくは本号ニュース掲載の「研究例会のご案内」をご覧ください。またそこには大会時のテーマ部会に関する情報も掲載しております。例会、大会とも盛会となり、活発な議論が繰り広げられることを願っております。
ところで前号(137号)ニュースでお伝えしましたように、修論フォーラムは前回大会にて一つの区切りということになり、今年の大会から開催されません。そこでも申しましたが、修論を仕上げた院生の方々は、是非とも自由報告部会での有意義な研究発表にチャレンジしていただければと思います。これにより自由報告部会のさらなる充実が見込まれますので、この件、会員各位から非会員の修士課程の皆さまへの周知をお願いできれば幸いです。

山田 真茂留(研究委員会委員長)

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