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年次大会
大会報告:第56回大会 (2008.6.21-22 首都大学東京)
第56回大会開催のご挨拶

大会開催実行委員長
森岡 清志(首都大学東京大学院人文科学研究科)

 このたび第56回関東社会学会大会(6月21日、22日)の開催をお引き受けすることになりました。本学大学院人文科学研究科社会学教室に所属する教員をはじめ、会員の大学院生、お手伝い役の学部学生一同、多くの会員の方々の参加を心待ちにしております。それとともに、皆様にご迷惑のかからないよう円滑な運営を講じたいと願っています。

 本学での大会開催は26年ぶりのことになります。26年前、本学はまだ東京都立大学と呼ばれていました。誰もが納得する大学名であったと思います。キャンパスも目黒区内の、都心からほどよい距離の便利な場所にありました。1991年に東京都立大学は八王子市南大沢の現キャンパスに全学移転し、その後、都立4大学の統合に伴って、首都大学東京と大学名を変えることになりました。最近、新聞紙上をにぎわせている新銀行東京に、どことなく似かよった名称を与えられたわけです。

 このような経緯で、今回、皆様には都心から遠く、交通の便は悪くはないものの所要時間のかかる南大沢キャンパスまでお越しいただくことになりました。何かと御不便をおかけいたしますが、どうか御寛容のほどお願いいたします。なお、南大沢駅周辺だけは、ここ数年、にわかに活気づきましたので、特においしい食事をしたいと思う方でなければ、昼食時の飲食店さがしに苦労されることはなかろうと予想いたします。

 社会学教室の教員数は、26年前には助手を含め5名でしたが、統合による増加もあり、現在10名になっています。院生数はさらに大きく膨らみ、修士・博士両課程の在籍者総数は60名にのぼっています。これからの大学院教育をどのようにしてゆくのか、このことは本学においても直面する重要な課題であると言えましょう。今回の大会開催によって、他大学の若い会員の方々と本学の院生の皆さんが互いに刺激しあい、研究を進展させるきっかけがつくられるよう、心から期待するものです。大会当日、南大沢キャンパスにてお待ちしています。

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第56回大会の開催に向けて

浅野智彦(研究委員会委員長・東京学芸大学)

 今年の大会は、6月21日(土)・22日(日)の両日、首都大学東京で開催されます。開催の労をお取りくださる首都大学東京の会員・スタッフのみなさまには、心よりお礼申しあげます。

 大会では、第1日と第2日午前に自由報告部会、第2日午後にテーマ部会を設けます。第50回大会以降40を越えていた報告数が、近年の大会ではさらに50を越えるようになってきています。今年の大会でも多くの会員がご報告くださり、充実した研究報告と交流の場が実現することを願っています。

 今号ニュースにおいて自由報告部会の募集を行いますので、報告者募集要領を熟読のうえ、お申し込みください。また今大会より自由報告の申し込みを電子メイルにても行うことができるようになりますこちらも要領をよくお読みのうえご利用下さい。また「修論フォーラム」についても、報告者を募集いたします。自分の希望する会員から修士論文へのコメントを受けることができる貴重な機会ですので、今回修士論文を提出した方々はふるってご応募ください。

 なお前号ニュースでテーマセッションのコーディネーターとテーマを募集しましたが、今回は残念ながら応募がありませんでした。テーマセッション不在となりますが、それを補って余りある自由報告のご希望が寄せられることを期待しています。

 第2日午後は、「人口減少時代の地域づくり」と「社会学における歴史的資料の意味と方法」という2つのテーマ部会を設けます。いずれも今期理事会において新たに組織された部会です。例年通り、それぞれのテーマで事前に研究例会も予定されておりますので、大会同様、例会へも積極的にご参加くださるようお願いします。

 今年度も皆様方のご理解とご協力を得て実り多い研究活動を生み出していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。


自由報告部会での報告申し込みについて
修論フォーラム報告者募集のお知らせ
次回例会のご案内

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第56回大会を振り返って

浅野智彦(研究委員会委員長・東京学芸大学)

 第56回関東社会学会大会は、去る6月21日(土)・22日(日)の両日、首都大学東京で開催され、天候に恵まれなかったにもかかわらず,多くの参加者を得て盛会のうちに終了いたしました。開催にあたっては、森岡清志大会開催実行委員長、佐古輝人開催校理事をはじめ首都大学東京のスタッフのみなさまに、事前の周到な準備と当日の行き届いたお心配りをいただきました。ご尽力に心よりお礼申しあげます。

 大会においては,第1日午後と第2日午前に自由報告部会が行われました。今年度も50近くの報告が、10の部会に分かれて行われました。第1日午後には、今年度より新設されたテーマにもとづき、2月と3月に開催された研究例会を踏まえた2つのテーマ部会が設けられました。テーマ部会の詳細については、以下の報告をご覧ください。

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